2011年10月アーカイブ
効果的なアファメーションの作り方
コーチングは理論はわかっても使い方は難しいものです。
そこに苫米地理論が入れば鬼に金棒、ということで買ったこの本。
残念ながら、今までの苫米地氏の本を読んでいると、
苫米地理論とコーチングの関係は想像していた通りという感じなのですが、
コーチングが上手くいかない、と悩んでいる方は、どこか間違ったやり方をしているはずなので、
初心に帰った気持ちでこの本を読んでみると良いですね。
あとこの本は、具体的なセルフコーチングをするための実践の手引きが書かれています。
特に、臨場感あるアファメーションを作り上げるにはかなり参考になります。
自由競争の大切さ
第1版が2000年4月と、結構古い本だけど読んでみました。
なぜそんな古い本を選ぶのか?というと、以前ホリエモンがツイッターで、
経済の勉強をするならこの本が良かったと勧めていたからです。
著者は、「ポリンキー」、「ドンタコス」、「「バザールでござーる」といったCMを手掛けた
メディアクリエーター 佐藤雅彦氏 と、小泉政権時代に経済財政政策担当大臣、金融担当大臣を務めた 竹中平蔵 氏。
経済については素人の佐藤さんが質問をして、経済学者の竹中さんが答えていくという対談形式で、
他人に伝えるプロである佐藤さんだからこそできる、痒いところに手が届くような質問に答えてくれるので、経済を勉強したことのない僕でもわかり易い内容でした。
興味のある章から読めます。
最新の情報を提供する本ではなく、経済というものの考え方を説明している本ですので、
出版は古いですが問題ありません。
目次です。
- 第1章:お金の正体・・・貨幣と信用
- 第2章:経済のあやしい主役・・・株の話
- 第3章:払うのか 取られるのか・・・税金の話
- 第4章:なにがアメリカをそうさせる・・・アメリカ経済
- 第5章:お金が国境をなくす・・・円・ドル・ユーロ
- 第6章:強いアジア、弱いアジア・・・アジア経済の裏表
- 第7章:いまを取るか、未来を取るか・・・投資と消費
- 第8章:お金儲けはクリエイティブな仕事・・・起業とビジネス
- 第9章:人間とは「労働力」なのか・・・労働と失業
この本を読んで、マーケットの自由競争について色々と考えました。
投資の勉強は、まずは資産運用方法から学ぶ
日本人のほとんどは、稼いだお金は郵便局や銀行に貯金していると思います。
「投資をする」とか「資産を運用する」と考える人は、相対的に少ないのではないでしょうか?
しかしそれでは、日本借金が膨れ上がって、デフォルトになったり、ハイパーインフレになったりするというリスクにさらされます。
今までと同じように、安全に暮らす、というのはいつまで続くかわからない状態になってきているんです。
その影響は間違いなく家計を直撃します。
それを回避するためには「資産運用」が必要です。
この本は、資産運用の仕方をどのようにするか、設計の仕方から運用の仕方までが説明されています。
投資や資産運用をどうやってやったらよいのかわからない、という方は、
まずは最初にこの本を読んでおいた方がよいでしょう。
本書は、資産を着実に殖やしていくために
- 資産設計を行う前の心の持ち方(マインドセット)
- 資産の増やすための理論
- 個人投資家が使える金融商品の知識
が学べ、運用するための考え方が紹介されています。
億万長者だけが知っている 雨の日の傘の借り方
昔のように、給料が右肩上がりというのは夢のまた夢、という時代。
今を生きるのに精いっぱいで、ライフステージを上げるなんて、
考える余裕がない方も多いのではないでしょうか?
どうやったらお金が貯まるのかを考え、節約したり、副業したりしても、
焼け石に水な部分が多いですよね^^;
僕も副業を頑張って、収入が増えた時は喜びましたが、
税金でかなり持っていかれてしまいました^^;
日本の税率はそれだけ高くなってきているんだと実感。
税金に取られても大丈夫なように「もっと稼ぐ」というのも一つの手段ですが、
そこまで稼ぐのは簡単じゃありません^^;
起業している人ならまだしも、サラリーマンで飛躍的な給料アップを望むのは難しいですし、
副業していても、お小遣い程度の収入を増やすことはできても、
生活が変わるほど稼ぐのは難しいものです。
じゃあ、お金が貯まるようにするにはどうしたら良いのでしょうか?
実は、お金儲けよりも先にお金の保全方法を知るべきだったんです。
「まずはお金を稼ぐことが先だ!」
というのが私達一般人の常識かもしれませんが、
大富豪になってそのステータスを維持し続けている人達は元々、
お金を保全する哲学、資産哲学を勉強しながらお金を稼いでいったんだそうです。
特に、ヨーロッパの大富豪達はそのようにしてお金持ちになったのだそうですが、
ヨーロッパは昔、戦争があって君主がコロコロ変わったり、
政情が不安定だったりしたことが当たり前だったので、
自分たちの資産を守るための、資産哲学が発達したんです。