まずは親を超えなさい!
苫米地英人 フォレスト出版 おすすめ度の平均: ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
「まずは親を超えなさい!」というタイトルを見て、
親の収入や実績を超えることと思いがちですが、
そういう浅いレベルではなく、親が作った環境から生まれる常識を客観的に見ることができれば、自分の能力を最大限に発揮できるということを、脳科学と認知心理学を基にして語っている本です。
決して親が作った環境が悪いと言っているわけではないですよ^^
人は、
「自分は○○な人だ!」
というイメージを持っているものですがが、
それをセルフイメージと言います。
どのようなセルフイメージを持っているかは人それぞれで、
そのセルフイメージから行動範囲が生み出されています。
それをコンフォートゾーンというのですが、
そのほとんどは親の考え方や親が作り出した環境によって作られたものです。
例えば、食後にコーヒーを飲む家で育った人と食事をした後、
「食後何か飲む?」
と聞くと、
「コーヒー」
と自然に言うことがあります。
その人にとっては、食後にはコーヒーを飲むのが普通で、
選択肢があればそれを選ぶことが多いでしょう。
このように、育った環境によって、
食後はコーヒーを飲む自分というセルフイメージを持つことになるんですね。
なので、世の中の常識だと思っていたのが、
自分の常識でしかなかったりといったことが発生するわけです。
その常識は、親が作り出した常識なのですが、
その中で育つとそれが「当り前」になるんです。
それが親の刷り込みなんですね^^;
人生の中で何かにチャレンジしようと思った時、
その考え方から制限されることが多々あります。
なので、自分の思い通りの人生を歩もうと思ったら、
その常識を改めるために、セルフイメージを上げる必要があります。
そのために必要なのは、臨場感のあるイメージ。
この本には、そのようなイメージを持ち、
自分のコンフォートゾーンを高める方法が書かれています。
その方法は、TPIEという最新のコーチングプログラムによるもの。
そのTPIEの初の公式本となっているのが本書です。
脳の機能に着目した自己実現コーチングプログラム。
マスターすると、よりよい人生をおくることは間違いないでしょうね。
何度も読むべき本ですね^^
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