レモンの法則
ジョイ 石井 PHP研究所 おすすめ度の平均: ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
果物ナイフでレモンを二つに切り、そのレモンをかじっている自分を想像してみる。
それをやると、口の中に酸っぱさが広がり、唾液がたくさん出てきますよね^^
それこそがまさにレモンの法則で、イメージをするだけで脳が反応することがわかります。
つまり、潜在意識はイメージと現実の区別のつかないんですね。
よくいう、思考は現実化するというのは、この性質を利用してセルフイメージもそれを高めようというもの。
著者のジョイ石井さんは、その方法をイメージングメソッドと呼んでいて、
この本もそのようにして潜在意識の使い方がわかりやすく書かれています。
ここまで聞くと、ありがちな本のように感じられるのですが、
この本からはもう一つ、「あまのじゃくの法則」というのが参考になりました。
思考は現実化すると言えど、「絶対○○しよう」と思っていても、失敗することがあります。
そうすると、思考は現実化するというのは嘘じゃないか?と思ってしまうのですが、実はそこに、あまのじゃくの法則が働いているんですね^^;
○○しようと思えば思うほど失敗してしまうのは、
必死で頑張ってやろうとしているから。
つまり、○○しなければならない(have to)でやっているからなんです。
そうなってしまうと、脳は、本当は休みたいんだけど、頑張らなきゃいけない→本当はやりたくない→休みたい
となってしまって、結局やらない方向に積極的になってしまうんです。
なので、物事は、「やらなければいけない」と考えるのではなくて、
やりたい(want to)でなければ思考は現実化しないんです。
なぜなら、潜在意識は否定語は理解できないから。
目標は大きく持つことはよいことですが、
無理やり設定するとこんな落とし穴が待っていることは勉強になりましたね^^
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