北島康介を世界一に導いた!勝負脳の鍛え方
近年、トップアスリートたちは、単に体や技を鍛えて勝負をするのではなく、
メンタルトレーニングや脳のトレーニングを強化しています。
そういうところから新たに新記録を生み出したりしているわけですね。
猛練習をするというのは大切なのですが、
トップレベルの勝負の世界に挑むなら、それだけではダメだということです。
脳の仕組みを知り、最大限に発揮する方法を知っているかいないかだけでも全然違ってくるんですね。
例えば、北島選手は、「ゴール前に弱い」とコーチに以前から言われていたそうです。
良い記録がでそうなのに、ゴール前に失速してしまうわけですね。
決して、体力が持たないという問題ではありません。
では何か?というと、脳の機能の問題なんです。
脳は、「ゴールが間近だ」と思ったら失速を始めるんだそうです。
つまり、ゴールが見えると、脳はもう達成したかのように思ってしまうわけですね。
顕在意識の中では必死で泳いでいるのですが、
顕在意識よりも膨大な潜在意識が達成した感覚に満たされると、
発揮していた力がが低下していくわけです。
ゴールが見えると低下してくるということは、
ゴールまで最大の力を発揮してたどり着きたい場合、
本当のゴールをゴールと思ってはいけないということですね。
そこで、林教授が提案して、北島選手がとった施策というのが、
壁をタッチし、振り返って電光掲示板を見るのがゴールだ
ということを頭に刷り込ませたそうです。
つまり、北島選手の場合、壁をタッチしてもまだゴールじゃないんです。
なので、タッチの瞬間まで最大限の能力を発揮します。
この考え方は、私達の場合にも使えそうですよね^^
何か目標を持った行動をしている場合、
それ自体を目標にするのではなく、それよりももう一歩外にゴールを設定する。
苫米地理論にも繋がる内容ですね^^
著者の林 成之教授のオーディオブックもあります!

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