人生を変える!「心のブレーキ」の外し方

「心のブレーキ」の外し方〜仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー〜
石井 裕之
フォレスト出版
おすすめ度の平均: 4.0
4 魔法の杖を求める人は、読まないほうがいい
5 素晴らしい!
2 結局どうやって外すのですか
3 20分で読めます
1 外し方?

頑張ろうとしているんだけど、なかなか踏み出せない知り合いがいるのですが、
相談にのっているときにたまたま見つけた本です。

タイトルを見るだけでもわかりやすそうな本ですよね^^
この本をプレゼントして勉強してもらおうかなあと思って。

セラピストでコールドリーディングでも有名な石井祐之さんが、
潜在意識についてわかりやすく書いている本です。
潜在意識の基本的なことが書いているのかなあ?と思いきや、
もちろんそれもあるのですが、読んでみるとかなり勉強になりました!

CD付きなので、新品で買った方がよいと思います^^;

この本を読んでやってみようと思ったことは3つあります。まずは、
新しい事を始める場合、最初はゆっくり丁寧にやること。

人間、誰しも潜在意識にコンフォートゾーンというものを持っているのですが、
それが自分の居心地の範囲を決めています。

なので、頑張ろうといきなり活発にやりだすと、
潜在意識がブレーキをかけるんですね。

プロのスポーツ選手になろうと思い、今までトレーニングもやったことない人が
いきなりハードなトレーニングを始めたらどうなるか?というのと一緒ですね^^;

体を壊してしまいますし、よほど強い気持ちを持っていないと、
「こんなにきついのか」と続かないことでしょう。

どんなものでも、やり始めは一番エネルギーを使うので、
そこを丁寧にやれば、後は加速しやすいんですよね^^

そしてもう一つ実践しようと思ったのは、
感謝の気持ちを形にすること。

映画を見たり、人から親切にしてもらったりすると、感動しますよね^^
でも、”感動”というのは、他から与えてもらうもので、受け身なんですよね。

映画を見て感動する、セミナーで素晴らしい話を聞いて感動する、
そういった場面はよくあるのですが、例えば、
セミナーで「○○な習慣を実践すると幸せになりますよ」みたいな話を聞いて、

「素晴らしい話だった!よし、明日からやるか!」

と思っても、明日になると、その興奮はどこへやら。。
なんてこともよくあると思います。

実際、セミナーで聞いた話を実際にやっている人は、
そのセミナーの中で3%くらいしかいないと言われていますからね^^;

なぜそのようになるのか?というと、
感情は持続するものではないからです。

永遠に同じように続く感情って、存在しないですよね^^;
どんなに感動をもらっても、嫌な気分になっても、常に一定ではありません。
モチベーションを維持する方法にもつながる話ですよね^^

セミナーでためになる話を聞いても
「いい話だったな〜」
で終わるのはその為です。

では、どうやってその感情を維持したらよいのか?というと、
その感情を行動に変えること。です。

なんらかの形に変えさえすれば、受け身の姿勢から自分発信、
つまりは主体性を持ったことになるので、感情が定着するんです。

ということは、感情を定着するために実践すべきもう一つのことというのは、
すぐに動くことですよね^^

物事を上手く進める人は、気分が高まった時にすぐに行動に移します。
つまり、感情をすぐに形に変えているわけです。

この3つを実践するようになって、自分にも大きな変化がありましたよ^^
まとめると、

気分が高まったらすぐに行動して形を残す。
その際、最初は丁寧にやること。

シンプルですけど、かなり効果のある方法ですね^^

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

コメントする




« 「教える技術」の鍛え方 ―人も自分も成長できる | ホーム | 自助論 »

このページの先頭へ