効果的なアファメーションの作り方

コーチングは理論はわかっても使い方は難しいものです。
そこに苫米地理論が入れば鬼に金棒、ということで買ったこの本。

残念ながら、今までの苫米地氏の本を読んでいると、
苫米地理論とコーチングの関係は想像していた通りという感じなのですが、
コーチングが上手くいかない、と悩んでいる方は、どこか間違ったやり方をしているはずなので、
初心に帰った気持ちでこの本を読んでみると良いですね。

あとこの本は、具体的なセルフコーチングをするための実践の手引きが書かれています。
特に、臨場感あるアファメーションを作り上げるにはかなり参考になります。

アファメーションは使い方を間違えると意図とは逆にも機能する

アファメーションは、使い方をきちんと理解しないとなかなか上手くいかないように思えます。

例えば、否定形を用いず、肯定するように唱えるということや、
他人との比較という、不安定要素ではなく、自分自身の成長を考えるようにするなど、
それを外していると、潜在意識が働いて、上手くいきません。

例えば、

「私は会社に遅刻しないようにしたい」

と毎晩唱えるとすると、「遅刻」という言葉が潜在意識にインプットされます。
行動の大部分を決めてしまう潜在意識は否定形は理解しませんので、
わざわざ遅刻する方向で動いてしまうわけです。
否定形を理解してくれるのは、脳の3~5%と少数派の顕在意識だけです。

これは、レストランでウェイターをしていて

落とさないように気をつけないと」

と考えていると、ガチガチに緊張して落としてしまうのと一緒ですね^^

遅刻の例の場合、「遅刻しないように」と否定形を使うのではなく、

「私は毎朝○○時に会社に着き、始業時間には既に仕事を効率よく進める準備が出来ている」

という感じで唱えると良いですね^^
ウェイターの例の場合も、

「落ち着いて運ぼう」

と考えた方が良いでしょう。

人は、考えたものは想像しますので、肯定でも否定でも、
脳は想像が見えた通りに実行します。

それなら、肯定形で唱えなければ、アファメーションの意味はないですね。

現状の自分となりたい自分とのギャップはどう埋めるか?

アファメーションで難しいところは、
現状の自分と、将来なりたい自分があまりにもかけ離れ過ぎているに、

「○○になります」
「○○になれて嬉しいです」

と、既に手に入れたものとして考えるというところですね^^

思考は現実化するのだから、そう考えておけば後から上手くいくものだと
ポジティブに理解しようとしても、現状の自分を見ると、
そのギャップに何かウソをついているようでもあり、
どこかで本当にそうなるのか疑っている自分も同時に存在するものです。

じゃあ、ギャップが大きいと良くないのか?というと、そんなことはありません。
苫米地氏は、ゴール(なりたい自分)をコンフォートゾーン(居心地の良い場所や理解できる範囲)の外に設定するのを良しとしています。

これくらい現状の自分となりたい自分とのギャップがあれば、
違和感から行動するというわけです。

では、先ほどの疑いはどうやって解決するか?というと、
それは、「現在形で考える」ということ。
今の自分の現状を認めた上で、なりたい自分に繋げていきます。

あなたが年収5000万円稼ぎたいという目標があるのであれば、
今は年収が300万円だったとしても、目標に向かって動き出しているイメージを持っている必要があります。

そこで、

「私は5000万円稼げるようになるため、今は準備期間として着実に歩んでいる。
だからこそ、毎日やりがいがあり、仕事に行くのが楽しい」

と肯定した言葉を発するのです。

このように今を認めた上で目標を掲げると、疑念は感じませんね^^
しかもそのギャップをなんとかしなければならないという、
健全な違和感を働かせることができます。

アファメーションは臨場感がないとただの夢

セルフイメージはリアルに感じられるようでなければ、
アファメーションはなかなか潜在意識に届いてくれません。

リアルに感じる、というのは、想像したらワクワクする、といった臨場感があるかどうかです。
それを感じるには、モノマネタレントのように、細部まで想像することが必要です。

そのためには、まずセルフイメージをたてたあと、
そのようになる人はどういう条件を潜り抜けた人か?と考えてみます。

例えば、年収5000万円を継続して得られる自分がセルフイメージの場合、
年収5000万を稼ぐ人は、どのようにしてそうなったのか?を考えます。

例えば、「会社を起して成功した人」などが挙げられますよね^^
そういうものをいくつかリストアップします。

そして次に、「会社を起して成功した人」は、なぜ会社を起したのか、
どうやって起したのか、など、次々と考えていきます。

そうすすると、年収5000万を稼ぐ人物の像がより細かく見えてきますね^^


ここで紹介した方法は、ほんの一部です。
この本を読んで忠実にアファメーションを組み立てていけば、
強固な臨場感をもったアファメーションが出来上がると思います。

自己分析をしたり、考えたりする作業が結構あるので根気が要りますが、
それを乗り越えた時には素晴らしいマイアファメーションが作れていると思いますよ^^

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

コメントする




« 自由競争の大切さ | ホーム | 書店に行けば世界が見える!池上彰の書店活用術 »

このページの先頭へ