海外投資の最近のブログ記事
日本は実は、金融ガラパゴスだった!
知人に勧められて、投資の素人ながら、今まで海外投資関連の本を読んできましたが、
この本は結構衝撃的!
タイトルの資産フライトというのは、
自分の資産を海外に持ち出して、海外の口座でファンドを運用したり保全したりするすることです。
日本人は、郵貯や国内の銀行に預金するのが安全だと思っている人が多いのですが、
日本の銀行に預けていても儲かりませんし、安全どころか円安でハイパーインフレになってしまうと、
今まで預金してきたお金の価値がぐっと下がってしまうわけです。
そういうことが起こる可能性があるのなら、海外で運用するのが実は健全だったりします。
そしてそのように考えて、資産フライトをするのは、資産を持っている富裕層だけでなく、
日本が危ういということに気付いた、一般層にまで拡大しているんですね。
この本は、どんな風に海外に持ち出すのかを密着したリアルなレポートと、
持ちださなければならない必要性が詳しく書かれています。
幻想から目を覚まし、個人のリスクを国家のリスクから切り離す
日本にはたくさんの安全神話があります。
この神話を信じるかぎり、日本にいれば安全なわけです。
良い会社に入って、そこで一生懸命働いて、年金もきちんと納めて、
定年まで働けば安泰だ、と思っていたんですね。
でもそれがバブル崩壊あたりから傾いてきて、
ほとんどの人が国の方向性を疑いだしたのが、3.11の大震災後。
今まで絶対に安全とされていた、"原発"という安全神話が崩れましたね。
そこから、日本という国に不信を抱いた人は多いと思います。
それもそのはず、震災に関わらず、日本経済はそのまま行けば破たんの危機を迎えるわけです。
そのようなことを心配しながら、何もしないままで本当に大丈夫なんですか?
と警鐘を鳴らしているのがこの本。
日本の今までの常識で、そのまま生きていることがいかに危ないかがわかります。
今私達は、
「安全と思って歩いていた道の足元を見ると、ひび割れた氷の上を歩いていた」
という状況に立たされているんです。
億万長者だけが知っている 雨の日の傘の借り方
昔のように、給料が右肩上がりというのは夢のまた夢、という時代。
今を生きるのに精いっぱいで、ライフステージを上げるなんて、
考える余裕がない方も多いのではないでしょうか?
どうやったらお金が貯まるのかを考え、節約したり、副業したりしても、
焼け石に水な部分が多いですよね^^;
僕も副業を頑張って、収入が増えた時は喜びましたが、
税金でかなり持っていかれてしまいました^^;
日本の税率はそれだけ高くなってきているんだと実感。
税金に取られても大丈夫なように「もっと稼ぐ」というのも一つの手段ですが、
そこまで稼ぐのは簡単じゃありません^^;
起業している人ならまだしも、サラリーマンで飛躍的な給料アップを望むのは難しいですし、
副業していても、お小遣い程度の収入を増やすことはできても、
生活が変わるほど稼ぐのは難しいものです。
じゃあ、お金が貯まるようにするにはどうしたら良いのでしょうか?
実は、お金儲けよりも先にお金の保全方法を知るべきだったんです。
「まずはお金を稼ぐことが先だ!」
というのが私達一般人の常識かもしれませんが、
大富豪になってそのステータスを維持し続けている人達は元々、
お金を保全する哲学、資産哲学を勉強しながらお金を稼いでいったんだそうです。
特に、ヨーロッパの大富豪達はそのようにしてお金持ちになったのだそうですが、
ヨーロッパは昔、戦争があって君主がコロコロ変わったり、
政情が不安定だったりしたことが当たり前だったので、
自分たちの資産を守るための、資産哲学が発達したんです。